この前、ふと、コロナ禍だけど篠田桃紅さんはまだご存命だろうか?と調べてみたら、107歳でまだ生きているらしく、すごいなあと思っていたところでした。
今日、1日に老衰で亡くなったと知りました。
久しぶりに桃紅さんの図録を開いてみる。
岐阜県関市に篠田桃紅美術空間、岐阜県現代美術館、桃紅さんの展示空間が2箇所ある。
そう遠くなく、たまに見に行ったりしていたので、お会いしたこともないのに親近感があり寂しさがある。
作品をつくり展示するというのは楽しさもあるけど身を削るような心地もする。
展示の後はすり減ってしばらくは空っぽで脱け殻のようになってしまう。
桃紅さんは107歳まで燃えていた。途方にくれる長さ… 107歳の制作とはどんな気持ちなんだろう?